カリノルカーリース.com

カーリース・車のサブスクの情報提供ブログです。筆者自身もサービス(KINTO)を利用しています。

MENU

※ 本ページはプロモーションが含まれています

自己破産(債務整理)してもカーリースを利用する2つの方法!おすすめのサービスも紹介

車のサブスクカーリース自己破産・債務整理

 

『自己破産するとカーリースを契約できない?』
『昔、任意整理したけどリースの審査に影響するのかな?』
『そもそも債務整理したことってカーリースの審査でバレるの?』

 

自己破産や任意整理など、いわゆる債務整理をするとカーリース(車のサブスク)※を契約するのは難しいです。

 

※カーリースと車のサブスクは同じサービスです

 

自身の名義で審査通過できない場合、家族で利用する車であればKINTOのように同意を得た上で家族名義で契約する方法もあります

 

その他には、審査なしで車に乗れる「ノレルGO」を利用する手があります。ノレルGOは支払い実績を積み上げることで、ゆくゆくは新車カーリースを契約することも可能になります。

 

当記事では、自己破産(債務整理)でもカーリースを利用する方法をご紹介します。

自己破産(債務整理)してもカーリースは利用できる?

 

自己破産や任意整理などの債務整理をすると、カーリースを契約することは難しくなります。

 

債務整理とは?

債務整理とは、借金の減額、支払いの免除または支払いに猶予をもたせることを目的として、法律に基づいて行う借金問題を解決する手続きのこと。主に、自己破産・任意整理・個人再生手続・特定調停の4種類の方法があります。

債務整理すると、個人信用情報機関に5〜10年の間はその履歴が残ります。カーリースの審査では、審査会社が個人信用情報機関に照会をかけて、申込者に債務整理や滞納など「異動情報」の履歴がないかどうかをチェックします。

 

異動情報とは、ローンやキャッシング、クレジットカード、信販会社への支払いなど、借金の返済情報に何かしらのマイナスな事故情報が登録されることを言います。巷ではブラックリストやブラックと呼ばれることもあります。

 

異動情報の種類は以下のとおりです。

 

長期延滞 61日以上または3ヶ月以上返済が送れること。信用情報機関によって登録期間は異なる。
強制解約 利用料金の延滞、利用規約違反などによりカード会社に強制的に解約されること。
債務整理 債権者と交渉し、借金減額や支払期間を調整してもらう手続き。裁判所を通さず行う手続き。
代位弁済 債務者が返済できなくなり、保証会社などの第三者が債務者の代わりに借金返済すること。
自己破産 裁判所に支払不能であることを認めてもらい、借金返済の義務を免除してもらう手続き。

 

カーリース会社によって審査基準は異なり、「自己破産や債務整理したらカーリースを契約してはいけない」という法律もないので、カーリースを絶対利用できないわけではありません

 

しかし、債務整理したということは「借りたお金をきちんと返さなかった」ということ。

 

カーリース会社としてはそのような人とリース契約すると「毎月の利用料金を払ってもらえないかもしれない」となります。そうなると契約するのはリスクが高いため、審査落ちする可能性が高いのです。

 

自己破産などの債務整理すると、絶対にカーリースを利用できないわけではありません。ただ、契約できるリース会社はかなり限られるでしょう。

債務整理、自己破産したことはバレる!

 

カーリースの審査では『自己破産したことを黙っていればバレないでしょ?』と思われるかもしれませんが、自己破産など債務整理をすると信用情報機関に異動情報(金融事故)として登録されるため審査で必ずバレます

 

審査会社は信用情報機関に加盟し、審査時に照会をかけることで申込者の債務整理の有無をいともカンタンに知ることができるのです。

信用情報と信用情報機関について
  • 信用情報とは、信用情報機関に登録された個人の信用取引に関する取引事実のこと。氏名、生年月日など個人を特定する情報のほか、ローンやクレジットの申し込み・契約・返済・支払状況、借入残高などが信用情報として扱われます。

    信用取引…個人の信用をもとに行われる取引のこと。ローンやクレジットを利用した買い物や分割払いで契約・購入する方法が信用取引にあたります。

    信用情報機関とは、信用情報を、加盟するローン会社・クレジット会社から収集・管理し、加盟する会社からの照会に応じて情報提供する機関です。開示請求手続きすることで自分の信用情報を確認することもできます。

    信用情報機関は「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「株式会社日本信用情報機構(JICC)」「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」の3つあります。

異動情報(ブラックリト)はいつ消えるの?

『じゃあ、自己破産したら一生リースの審査に通らないの?』
『ブラックリトってずっと残るの?』

 

と不安に思われるかもしれませんが、異動情報(ブラックリト)は信用情報機関に永久的に残り続けるわけではありません。債務整理すると、5年~10年間は信用情報機関に記録として残る※ことになります。

 

債務整理の経験がある場合には、5〜10年経過し個人信用情報機関から履歴が消えた後に、カーリースに申し込むのが望ましいです。

 

※起算日は「任意整理なら和解が成立した日」、自己破産は「免責許可確定日」、個人再生は「再生手続き開始決定日」とされていますが、これはあくまでも目安です。期間が経過してすぐにカーリースが契約できるようになるとは限りません。

 

異動情報の登録期間は各信用情報機関によって異なります。参考までに、各信用情報機関の異動情報の登録期間を下表にまとめましたのでご参照ください。

 

  CIC JICC KSC
債務整理
(任意整理/個人再生/
自己破産)
5年 5年 5〜10年    
長期延滞 延滞解消から5年   延滞解消から5年   5年
代位弁済 5年 5年 5年
契約解除 5年 5年 5年

 

上記の保管期間中はカーリースの審査に通過するのは難しいと思ってください。

 

また、異動情報は債務整理だけではありません。延滞や契約解除になった場合でも登録されるので注意してください。

 

異動情報は5年〜10年で抹消されますが、それは延滞状態が解消してカウントスタートするわけではありません。あくまでも完済してからの期間がカウントされます

 

つまり、「完済までにかかった期間+5年間(10年)」となるので、実際は保有年数以上となります。

異動情報(ブラックリスト)が消えているか信用情報機関に確認する

過去に債務整理(自己破産・任意整理・個人再生)して、異動情報が消えているかどうかは信用情報機関に開示請求することで確認できます。

 

金融会社によって異動情報を登録するタイミングが異なります。自分では異動情報が消えていると思っていても残っている場合もあれば、その逆もあり得ます。

 

結局の所、異動情報が消えているかどうかは情報開示請求して確認しないとわかりません。

 

『債務整理して5年ぐらい経つけどブラックリストが消えてるか知りたい』
『債務整理はしてないけど信用情報に問題があるかもしれない』

 

という方は、カーリースの審査申し込みをする前に、一度自分の信用情報を確認されることをおすすめします。

信用情報開示の請求方法

信用情報の開示請求には次のような方法があります。

 

  • スマホ・パソコン
  • 郵送
  • 窓口で直接

 

各信用情報機関ごとに手続方法が異なるので、よく確認したうえで請求してください。

 

例として、CICでスマートフォンによる開示方法を紹介します。

 


出典:CIC

 

このように、スマホを使って開示請求が可能です。信用情報の開示請求には手数料(1,000円前後)が必要です。

異動情報が消えても同じ金融会社の利用は避けること

カーリースの審査を行うのは、リース会社と提携する金融会社です。主に信販会社※と提携しており、信販会社の審査によって申し込みしたリース会社で契約できるかどうか決まります。

 

※信販会社とは、「販売信用を営む会社」のこと。代表的なところではオリコやジャックスなど、クレジットカードを発行している会社と言えばわかりやすいかもしれません。

 

注意したいのが、異動情報が信用情報機関から消えても金融会社の社内情報として記録が残っている可能性があるということです。

 

例えば・・・

過去に信販会社Aのローンを債務整理し、一定期間経過後、信用情報機関の異動情報が消えたとします。その後、カーリースを利用しようとリース会社Bに申し込んだら、審査するのは信販会社Aでした。信用情報機関の異動情報は消えていても、信販会社Aの社内情報に異動情報が残っているため審査落ちしました。

このように社内情報として異動情報が残っているがためにカーリースの審査に通らない可能性は十分あります。確実に審査に通るように、債務整理していない金融会社(信販会社)のカーリースを利用しましょう。

 

自己破産(債務整理)してもカーリースを利用する2つの方法

 

自己破産や債務整理をしたことのある方は、カーリースの審査で不利になります。

 

異動情報(ブラックリスト)の登録期間は、任意整理と個人再生の場合で約5年、自己破産は5年~10年となります。該当期間中はカーリースの審査に通るのは難しいでしょう。

 

しかし、異動情報が残っているけど車が必要という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうした方が車を利用するためにはどのような方法があるのか?

 

代表的なものを2つ紹介します。

 

  1. 自社審査のカーリースを利用する
  2. 家族名義でカーリースを利用する

1.自社審査のカーリースを利用する

信販会社が提供する一般的なカーリースではなく、販売店が独自に提供する「自社審査」で利用するという方法があります。

 

自社審査のカーリースは、信用情報機関に照会をかけることはしません。そのため、過去に自己破産などの債務整理の経験があっても、現在安定収入がある、勤続年数が長いなどの条件を満たせば利用できる可能性があります。

 

たとえば、ガリバーのカーリース「ノレル」では独自基準の審査を行う中古車プランがありますよ。

2.家族名義でカーリースを利用する

家族の同意の元、家族名義でリース契約し車を共有するという方法もあります。

 

一部のカーリースは、生計を一にする家族であれば契約者本人でなくてもリース車を運転できるとしています。

 

自己破産や債務整理の経験がある方でも、安定収入がある配偶者などにカーリース契約してもらえば車を利用することは可能です。債務整理した本人の信用情報は関係なくなります。

 

ただし、この場合はカーリース契約を結ぶ家族本人からの同意が必要です。この家族にも自己破産などの債務整理の履歴がないか注意しなければなりません。

 

また、居住地の異なる家族の名義でカーリース契約する場合はリース車の保管場所にも気をつけましょう。車庫証明に登録する保管場所は契約者の自宅から2km以内の場所を指定することが法律で定められています。事前に確認しておきましょう。

 

たとえば、トヨタのカーリース「KINTO(キント)」は契約者が認めた人であれば家族も契約車を運転可能です。万が一の事故でも付帯される任意保険の補償対象となります。

カーリースのデメリットや注意点を理解しておくこと

カーリースは、債務整理した人でも車に乗れる方法として魅力的ですが、サービスのデメリットや注意点をきちんと理解しておくことも大切です。

 

知らずに契約してしまうと『こんなはずじゃなかった・・・』『止めておけばよかった』などと失敗・後悔する可能性が高いです。

 

カーリースのデメリット

1.車に使用制限がある
2.カーローンのほうが金銭面の負担が少ない
3.原則として中途解約不可
4.自動車保険は別で契約する必要がある
5.残価精算のリスクがある
6.車両返却時は原状回復が必須
7.車を完全に自分のものにはできない

 

このように、カーリースにはデメリットがあります。これらも理解したうえで、サービスに申し込むかどうか検討しましょう。

 

カーリースのデメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

自己破産(債務整理)した人におすすめのカーリース2選

ノレル中古車プラン

ノレル中古車プラン

出典:ノレル

 

ノレル中古車プランは、中古車買取・販売でおなじみガリバーのグループ企業「IDOM」が運営する中古車カーリース。

 

リース料金を抑えられる中古車に加えて、ノレル独自基準の審査方法を採用。審査通過率は80%超えを達成。※他社の審査に通らなかった方も相談可能です。

 

2022年5月~2023年4月までの審査通過率平均値(82.5%)

 

契約期間は90日/1年/2年/4年/6年の短期〜中期でクルマを利用可能です。リース料金には諸費用と任意保険もコミコミになっているので、クルマとお金の管理をラクに済ませたい方にぴったりなサービスです。

 

ノレル中古車プランの詳細はこちらの記事で解説しています。

ノレルGO(レンタカー)

出典:ノレルGO

 

中古車のガリバーが手掛けるサービス「ノレル(NOREL)」では、審査なしで車に乗れるノレルGO」というサービスを提供しています。

 

ノレルGOはカーリースではなくレンタカーのサービスです。

 

まずは審査なしでノレル指定の車に乗り、毎月きちんと支払いを行い、実績を積み上げていきます。支払い実績を蓄積したらノレルの新車・中古車車のカーリースに乗り換えることができます

 

ノレルGOの詳細はこちらの記事で解説しています。

よくある質問

Q:債務整理してもカーリースを契約できますか?

A:信用情報機関に異動情報の記録が残っている間(5〜10年程度)は審査に通るのは難しいでしょう。記録が消えた後であれば、審査通過の可能性もありますので、信用情報機関に開示請求して自身の信用情報を確認してから審査申し込みしてみましょう。。

Q:リース契約中に自己破産や債務整理したらどうなりますか?

A:カーリースの契約期間中に債務整理した場合は、リース車両をカーリース会社に返却しなければなりません。残リース料の支払いは免除されますが、カーリース会社によって対応は異なります。場合によっては、返却を求められないこともあるので自己判断で勝手に処分しないようにしましょう。

まとめ

自己破産や債務整理などの経験があると、5〜10年の間はカーリースを契約するのは難しくなります。期間経過後にカーリースに申し込む場合は、個人信用情報機関に開示請求して異動情報が消えているのを確認してからにしましょう。

 

異動情報が残っている状態で車に乗る方法としては、自社審査のカーリースを利用する方法があります。他には家族名義でカーリースを利用できることもあります。

 

もし、自己破産や債務整理の経験があり、カーリースを検討しているのであれば、まずはカーリース会社に相談してみるのも一つの手です。