『カーリースって高いの?』
『車はリースと購入どちらが得なの?』
『カーリースの総額は購入より明らかに高いよ!』
車の利用を検討するうえでリースと購入どちらが得なのか?と悩まれている方もいるのではないでしょうか。
結論を先に言うと、短期間で車を乗り換えるならカーリースがお得。一台の車に長く乗り続けるなら購入がお得です。
当記事では、カーリース(車のサブスク)※と購入の総額を比較し、どちらがお得なのか解説していきます。
※カーリースと車のサブスクは同じサービスです。
車をリースにするか購入にするか悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。
実際にカーリースを利用しているボクが解説します。
カーリースは高い?車をリースする場合と購入する場合で総額を比較
カーリースは高いと言われていますが、実際、購入する場合と比べて総額は高いのでしょうか。
ここでは、車をカーリースで利用した場合と、購入し売却した場合で比較してみたいと思います。
車の使用期間は3年/5年/7年とし、カーリースサービスは「トヨタKINTO(キント)」、購入は現金一括と銀行自動車ローンとします。
※試算結果はあくまでも参考目安であり、実際のお支払い額や平均支払い額等をお約束するものではありません。
カーリースと購入の総額比較表①:トヨタ ライズ3年利用の場合
トヨタライズ X ガソリン車 1.2L 2WD
カーリース | 現金一括払い | 銀行自動車ローン 均等36回払い/5.0%の場合 |
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A:車両代・オプション代 | 利用料に含まれます | 1,752,860円 | 1,752,860円 |
B:税金・諸費用 (自賠責補・自動車税など) |
149,770円 | 149,770円 | |
C:任意保険・メンテナンス | 588,675円 | 588,675円 | |
D:分割払い手数料など | - | 138,386円 | |
E:3年後の下取り参考価格 | - | 788,787円 | 788,787円 |
F:支払い総額(3年) A+B+C+D-E |
1,421,640円 | 1,702,518円 | 1,840,904円 |
月々の支払額 F÷36ヶ月 |
39,490円 | 47,292円 | 初回:52,404円 2回目以降:51,100円 |
A・B・C・D・E・Fの詳細
-
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A:車両代・オプション代
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格です。B:税金・諸費用(自賠責・自動車税等)
利用期間の自賠責保険料(2020年4月以降)、自動車税種別割、自動車税環境性能割、重量税、検査登録手続代行費用、車庫証明手続費用、法定費用、リサイクル費用、ETCセットアップ費用、新車整備費用を含みます。C:任意保険・メンテナンス
任意保険料、メンテナンス費用(点検、故障修理等)、を含みます。年齢ごとに任意保険料の等級を指定しております。全年齢:6S等級、21歳未満:6S等級、21歳以上:9等級、26歳以上:14等級(26歳として計算)、35歳以上:18等級(35歳として計算)、50歳以上:20等級(50歳として計算)、65歳以上:20等級(65歳として計算)、75歳以上:20等級(75歳として計算)D:分割払い手数料等
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格(A)に対して金利5.0%での算出です。E:3年後の下取り参考価格
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格(A)に対して45%での算出です。実際にはお客様のおクルマの使用方法によって残価率は変動します。F:お支払い総額(3年)A+B+C+D-E
3年お乗りいただいたおクルマを返却・売却し、初期支払い額に充当することを前提とした算出金額です。
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カーリースと購入の総額比較表②:トヨタ カローラクロス5年利用の場合
トヨタカローラクロス G ガソリン車 2.0L 2WD
カーリース | 現金一括払い | 銀行自動車ローン 均等60回払い/5.0%の場合 |
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A:車両代・オプション代 | 利用料に含まれます | 2,449,600円 | 2,449,600円 |
B:税金・諸費用 (自賠責補・自動車税など) |
362,140円 | 362,140円 | |
C:任意保険・メンテナンス・車検1回 | 823,405円 | 823,405円 | |
D:分割払い手数料など | - | 324,013円 | |
E:5年後の下取り参考価格 | - | 734,880円 | 734,880円 |
F:支払い総額(5年) A+B+C+D-E |
2,844,600円 | 2,900,264円 | 3,224,278円 |
月々の支払額 F÷60ヶ月 |
47,410円 | 48,338円 | 初回:55,978円 2回目以降:53,700円 |
※カーリースは「KINTO」の初期費用フリープランを利用。任意保険は14等級で試算
A・B・C・D・E・Fの詳細
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A:車両代・オプション代
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格です。B:税金・諸費用(自賠責・自動車税等)
利用期間の自賠責保険料(2020年4月以降)、自動車税種別割、自動車税環境性能割、重量税、検査登録手続代行費用、車庫証明手続費用、法定費用、リサイクル費用、ETCセットアップ費用、新車整備費用を含みます。C:任意保険・メンテナンス、車検費用(1回)
任意保険料、車検費用(1回)、メンテナンス費用(点検、故障修理等)、を含みます。年齢ごとに任意保険料の等級を指定しております。全年齢:6S等級、21歳未満:6S等級、21歳以上:9等級、26歳以上:14等級(26歳として計算)、35歳以上:18等級(35歳として計算)、50歳以上:20等級(50歳として計算)、65歳以上:20等級(65歳として計算)、75歳以上:20等級(75歳として計算)D:分割払い手数料等
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格(A)に対して金利5.0%での算出です。E:5年後の下取り参考価格
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格(A)に対して30%での算出です。実際にはお客様のおクルマの使用方法によって残価率は変動します。F:お支払い総額(5年)A+B+C+D-E
5年お乗りいただいたおクルマを返却・売却し、初期支払い額に充当することを前提とした算出金額です。
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カーリースと購入の総額比較表③ランドクルーザー250を7年利用の場合
トヨタランドクルーザー250 VX ガソリン車 2.7L 4WD
カーリース | 現金一括払い | 銀行自動車ローン 均等84回払い/5.0%の場合 |
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A:車両代・オプション代 | 利用料に含まれます | 5,492,900円 | 5,492,900円 |
B:税金・諸費用 (自賠責補・自動車税など) |
702,300円 | 702,300円 | |
C:任意保険・メンテナンス・車検2回 | 1,645,988円 | 1,645,988円 | |
D:分割払い手数料など | - | 1,028,533円 | |
E:7年後の下取り参考価格 | - | 549,290円 | 549,290円 |
F:支払い総額(7年) A+B+C+D-E |
6,569,640円 | 7,291,898円 | 8,320,430円 |
月々の支払額 F÷84ヶ月 |
78,210円 | 86,808円 | 初回:103,430円 2回目以降:99,000円 |
※カーリースは「KINTO」の初期費用フリープランを利用。任意保険は18等級で試算。
A・B・C・D・E・Fの詳細
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- A・B・C・D・E・Fの詳細
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A:車両代・オプション代
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格です。B:税金・諸費用(自賠責・自動車税等)
利用期間の自賠責保険料(2020年4月以降)、自動車税種別割、自動車税環境性能割、重量税、検査登録手続代行費用、車庫証明手続費用、法定費用、リサイクル費用、ETCセットアップ費用、新車整備費用を含みます。C:任意保険・メンテナンス、車検費用(1回)
任意保険料、車検費用(2回)、メンテナンス費用(点検、故障修理等)、を含みます。年齢ごとに任意保険料の等級を指定しております。全年齢:6S等級、21歳未満:6S等級、21歳以上:9等級、26歳以上:14等級(26歳として計算)、35歳以上:18等級(35歳として計算)、50歳以上:20等級(50歳として計算)、65歳以上:20等級(65歳として計算)、75歳以上:20等級(75歳として計算)D:分割払い手数料等
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格(A)に対して金利5.0%での算出です。E:7年後の下取り参考価格
各KINTO取り扱い車種の最安値グレード・パッケージの希望小売価格(A)に対して10%での算出です。実際にはお客様のおクルマの使用方法によって残価率は変動します。F:お支払い総額(7年)A+B+C+D-E
5年お乗りいただいたおクルマを返却・売却し、初期支払い額に充当することを前提とした算出金額です。
比較の結果、カーリースを利用するのが最も支払総額が少ないということがわかりました。
カーリースは残価(契約満了時の車の価値)を、新車価格からあらかじめ差し引いた金額をもとに利用料金を決めています。そのため、一定期間クルマに乗るならカーリースを利用するほうがお得です。
また、カーリースは面倒な手続きをすべてリース会社が代行してくれるので手間がかかりません。このことも考慮すると、カーリースは差額以上にお得なのかもしれません。
ただし、総額が安いから車はリースにしよう、と契約しないほうがいいです。注意すべきこともあります。
現金一括はもちろんですが、銀行自動車ローンは返済が終われば車は購入者自身のものとなります。
これに対し、カーリースは契約期間満了後は車を返却しなければなりません。クルマを完全に自分のものとすることはできないのです。
カーリースでは、残価分を支払うことで車を買い取ることもできます。しかし、その場合は支払い総額は現金一括や銀行自動車ローンよりも高くなります。
カーリースには手数料(リース会社の利益)が含まれているから、車両代を全額分払って買取るとなると購入よりも割高です。
カーリースは、3年や5年といったように期間を決めて乗るのが前提で、期間満了後は乗り換えることになります。3年〜7年程度で車を乗り換えるのであれば、カーリースを利用するほうが得するケースが多いです。
逆に、短期間(3年〜7年程度)で新車に乗り換えることを考えていないのであれば、1台の車を長く所有するほうが得します。
購入の場合、手元に残った車の価値が高ければ得です。そうでなければカーリースが得ということになります。たとえば、今回ランドクルーザー250を例に出しましたが、7年後も中古価格が高く維持されているなら、所有するほうが特になる可能性が高いでしょうね。
カーリースは高いと言われる理由
比較の結果、車を一定期間で乗り換えるならカーリースは購入と比べても高くないことがわかりました。
それでも、「カーリースは高い」と言われてしまうことがあります。それはどのような理由からなのでしょうか。
ここでは、カーリースが高いと言われてしまう理由について解説します。
- カーリースの月額、総額は高く見えるから
- カーリースは車の利用に制限があるから
- カーリースは車が自分のものにならないから
- カーリースは車両返却時に精算金が発生する場合があるから
1.カーリースの月額、総額は高く見えるから
カーリースの料金は、月額料金だけを見ると高く感じてしまうかもしれません。
現金一括やカーローンは「車両本体価格」だけを支払うのに対し、カーリースは車両本体価格以外の諸費用も含まれているので高く見えてしまうのです。
一般的に、車の総額とは車両本体価格とオプション費用などを合計した金額を指しますが、カーリースに限ってはそれだけではありません。
カーリースの総額には以下の費用が含まれています。
- 車両本体価格
- 環境性能割、自動車税
- 自賠責保険料、任意保険料
- 車検費用、メンテナンス費用など
※含まれる費用はサービスごとに多少異なります
現金一括や銀行自動車ローンで購入した場合でも、各種税金や、車検費用などの費用が別々にかかります。
これに対し、カーリースの場合はそれらの費用をまとめて分割で支払っているため高く感じてしまうことは否めないでしょう。
あくまでも「高く感じてしまう」だけであって、税金や車検費用などの諸費用も含めた総額で比較すると、カーリースは高くないということです。現金一括やカーローンで購入した場合でも税金やメンテナンス、車検代などの支払いはありますからね。
2.カーリースは車の利用に制限があるから
カーリースは、車の利用に制限があります。
たとえば、走行距離の制限や車内での喫煙禁止、ペットの乗車禁止、改造・カスタマイズの禁止などがこれにあたります。
カーリースでは、車の所有権がリース会社側にあり、契約者は使用権があるだけに過ぎません。「月額料金を払っているけど車を自由に使えない」となるため、高く感じてしまうことが考えられます。
長距離運転しない、タバコを吸わない、ペットを乗せない、車をカスタムしないなど当てはまるなら、カーリースでも特に不便に感じないでしょう。
3.カーリースは車が自分のものにならないから
先述したとおり、カーリースでは車の所有権はリース会社にあります。そのため、契約期間が満了すると、契約者は車をリース会社に返却しなければなりません。
「月額料金を払い続けたのに車が自分のものにならないなんて・・・」となり、相対的に高く感じてしまうことがあるかもしれません。
購入の場合でも、1台の車に一生乗り続けるのは難しいです。いつかはその車を手放す時が来ます。それが早いか遅いかの違いなだけですが、カーリースの場合は3年〜7年程度と比較的短い期間で車を手放すため、高く感じてしまうのも無理ないのかもしれません。
4.カーリースは車両返却時に精算金が発生する場合があるから
カーリースでは、車両返却時に精算金が発生する場合があります。
たとえば、走行距離の制限をオーバーしていれば「超過料金」が発生しますし、車両にキズやヘコミがあったり車内の汚れが酷ければ「原状回復費用(修理費用やクリーニング代)」が発生します。
その他にも、返却した車両の査定額が残価よりも低ければその差額を精算する「残価精算」がかかります。
このように、月額料金とは別に支払いがあれば、カーリースは高いという印象が強く残り続けてしまう可能性が考えられます。
以上の通り、カーリースにはいくつかのデメリットがあるため高く感じてしまう人も一定数います。利用を検討している人は、契約してから後悔しないためにもカーリースのデメリットをきちんと理解しておきましょう。
カーリースのデメリットの詳細はこちら。
カーリースの利用料を安くする3つの方法
カーリースでは、月額料金に登録諸費用や各種税金、自賠責保険などが含まれています。そのため、月々の支払いは高く感じることでしょう。
ここでは、カーリースの月額料金を抑える方法をご紹介します。
1.契約期間を長くする
月額料金は、契約期間が長くなるほど分割されるため安くなります。逆に短いほど高くなります。月額料金を少しでも抑えたいのであれば、長期契約可能なカーリースの利用を検討してみてもいいでしょう。
ただし、カーリースは原則として中途解約できません。
期間を長くしすぎて生活スタイルの変化に合わせて車を乗り換えることが難しくなります。生活スタイルの変化も見越して、契約期間を決めるようにしましょう。
2.走行距離制限を短くする
カーリースでは、契約期間中の走行距離の制限を設定します。
走行距離制限を短くするほど月額料金は安くなります。
長距離運転をしない場合や車の使用頻度が高くないという場合は、必要に応じて走行距離制限を短めに設定するのもよいでしょう。
ただし、設定した走行距離を超えた場合は、超過料金を支払わなくてはなりません。極端に短くならないよう、ある程度余裕のある距離設定にしましょう。
3.中古車のカーリースを利用する
中古車は車両価格が新車よりも安くなるので、その分月額料金も安く抑えることができます。
中古車カーリースは新車カーリースよりも契約期間が短めになるケースが多いので、契約期間はよく確認するようにしてください。
また、中古車は一点ものですから新車のようにカラーやオプション品を選ぶことはできません。在庫からしか選べないため、乗りたい車種がない可能性も十分考えられます。さらに新車よりも故障のリスクが高いので長期契約する際は注意が必要です。
カーリースは高いからやめとけ?向いている人は?
カーリースは高いからやめとけと言われることもありますが、実際のところ、どのような人に向いているサービスなのかをご紹介します。
- 初期費用を抑えて車に乗りたい人
- 数年で車を乗り換えたい人(または手放す予定)
- 車関連の支払い管理を楽にしたい人
- 車の面倒事をなくしたい人
初期費用を抑えて車に乗りたい人
カーリースは、購入するのと違ってまとまったお金を用意する必要がありません。
購入する場合は、初期費用として車両価格の10〜20%程度のまとまった費用の支払いが必要となります。
カーリースは月額料金を払うだけでいいので、手元に現金がなくても貯金を崩さなくても新車に乗ることができます。
数年で車を乗り換えたい(または手放す予定)人
カーリースは、購入と比べて同じ期間で複数の車を楽しむことができたり、短期間で解約が可能だったりという手軽さと便利さがあります。
そのため、数年で車を乗り換えたい人や手放す予定の人にカーリースは向いています。
契約期間が満了したらリース会社へ車を返却したうえで、別の車でリース契約を結ぶだけなので、乗り換えの手間がかかりません。
生活スタイルの変化にあわせて車を乗り換えたい、常に最新の車に乗っていたいなどにより、数年ごとに車を乗り換えたい人は、カーリースを上手く活用できるでしょう。
車関連の支払いの管理をラクにしたい人
カーリースの月額料金には、期間中に発生する税金や保険、メンテナンス費用、車検費用などが含まれています。月々の車関連の出費が固定となっておりわかりやすいです。
支払い総額は高くなるものの、突然の出費やまとまった支払いがなくせるので家計管理がラクになります。
法人や個人事業主の方などは、カーリースの月額料金をそのまま経費計上できるので帳簿管理がラクになるメリットもあります。
車検代のような大きな支払いがなくせるのはカーリースのメリットの一つですね。
車の面倒ごとをなくしたい人
カーリースは、WEB上で車を選んだりそのまま契約手続きを済ませることができます。車の購入はリース会社が行うので、あらゆる面倒ごとをなくして車に乗ることができます。
購入の場合だと商談や購入契約、納車など何度も販売店へ足を運ぶ必要があり、その都度、日程調整もしなければならないので面倒に感じるもの。
しかし、カーリースなら車にまつわる手続きがワンストップでOKというメリットがあります。面倒くさいのが嫌いな人にもカーリースはピッタリのサービスです。
よくある質問
Q:カーリースは購入と比較して総額は高いですか?
A:短期利用(3年〜7年程度)ならカーリースを利用するほうがお得になるケースが多いです。一方、契約満了後は返却となり手元には残らないので、1台の車に長く乗りたい人にはカーリースは向いていません。
Q:なぜカーリースは高いと言われるのですか?
A:一番の理由は、カーリースの月額料金には車両本体価格の他に各種税金や保険、メンテナンス費用などが含まれており、まとて支払いするため、支払い総額が高く感じることです。ただ、実際のところ、購入する場合でもこれらの費用は別途支払うためカーリースは決して高いわけではありません。
Q:カーリースはどういう人におすすめですか?
A:初期費用なしで車に乗りたい人、面倒ごとを避けたい人、短期間で色んな車に乗り換えたい人、車関連の出費を一括管理したい人などにおすすめです。
Q:カーリースで値引きできますか?
A:カーリースでは、車両の値引きはできません。リース会社がディーラーから車を購入する際に、既に車両本体価格について値引き交渉をしている場合が多いからです。つまり、契約者に提示される車両価格はすでに値引きされた後の価格ということです。
Q:カーリースで注意すべきことは?
A:カーリースでは残価設定があるため、残価を損なうようなことをしてしまうと契約満了時に追加費用が発生する可能性があります。月額料金にプラスして費用を支払ったことで、結果的にカーリースは高いと感じてしまう恐れがあるので車の使い方には注意が必要です。ただ、一般的な車の使い方をしている限りは、追加費用が発生する可能性は低いので必要以上に心配する必要はありません。
まとめ
今回は、カーリースと購入した場合を比較しました。
カーリースは高いと言われることが多いですが、現金一括や銀行自動車ローンと料金を比べても高くないことがわかりました。短期間の利用ならカーリースを利用するほうが安く済みます。
カーリースでは、最後に車を返すため手元に残りません。一台の車に長く乗り続けたいという人には向かないサービスです。
一方、短期間で車を乗り換えたい人にはメリットが大きいサービスと言えます。3年毎、5年毎に車を乗り換えるというのであればカーリースを利用するほうがお得になるからです。
また、カーリースでは初期費用が不要なうえに、車の維持費用が月額料金に含まてているので支払いの管理がラクになります。
車の乗り方や使用する期間によってカーリースと購入のどちらがおトクなのかが違ってくるため、金額面だけでなく、車をどのように乗りたいのか、今後の生活スタイルにはどのような車が必要なのか等も考えて賢い選択をしてください。