『KINTO(キント)とカーリースの違いを知りたい』
『KINTOとカーリースはどっちを選べばいいの?』
『どうせならおトクな方法で新車に乗りたい!』
新車に月々定額で乗ることを考えた時、トヨタのサブスクKINTO(キント)とカーリースを比較し検討されていることでしょう。
どちらも基本的な部分は同じサービスであるため迷うところかと思います。
そこで当記事では、KINTOとカーリースの違いを比較しながら解説していきます。
結論を先にいうと、トヨタ車をお得に乗りたいならKINTO、トヨタ車以外に乗りたい人や1台の車に長く乗り続けたい人はカーリースがおすすめです。
ちなみにKINTOもカーリースです。車のサブスクとは、カーリースの新しい言い回しに過ぎません。そのため、今回はKINTOと「他社の」カーリースの違いを比較しながら解説ということです。
トヨタKINTO(キント)と他社カーリースの違いを比較
KINTO(キント)と他社カーリースの違いを比較表にまとめました。
KINTO | カーリース | |
---|---|---|
料金 ※ (月額利用料) |
44,770円 | 59,090円 |
料金 ※ (7年間の総支払い額) |
3,760,680円 | 5,113,080円 |
取扱車種 | トヨタ車・レクサス車 | リース会社による |
自動車保険 (任意保険) |
含まれる (年齢・等級関係なし) |
含まれない |
メンテナンス | ・含まれる ・正規販売店で受けられる |
・含まれない ・メンテナンスパック加入で含めることも可能 |
中途解約の可否 | ・あらかじめ明示されている解約金で解約可能 ・解約金0円のプランあり |
・原則中途解約不可 ・やむを得ず解約する場合は高額な解約金・違約金が発生 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・口座振替 |
口座振替 |
契約満了時の選択肢 | ・車を返却 ・車を乗り換え ・再リース(延長) |
・車を返却 ・車を乗り換え ・再リース(延長) ・車を買い取り ・車をもらう |
それぞれの違いの詳細は次で解説していきます。
KINTOと他社カーリースを料金で比較
KINTO(キント)とカーリース3社の料金を比較してみます。
KINTOの月額利用料には任意保険やメンテナンス、車検など維持費がすべて含まれているので、カーリースもほぼ同じ条件に揃えています。
↓トヨタヤリスクロスZグレードを7年契約した場合の料金比較表↓
KINTO | SOMPOで乗ーる | オリックスカーリース | コスモMyカーリース | |
---|---|---|---|---|
月額利用料 | 44,770円 | 42,330円 | 44,110円 | 47,410円 |
自動車保険 | 月額利用料に 含まれる |
月16,760円 | 月16,760円 | 月16,760円 |
7年間の総支払額 | 3,760,680円 | 4,963,560円 | 5,113,080円 | 5,390,280円 |
KINTOとの差額 | ー | +1,202,880円 | +1,352,400円 | +1,629,600円 |
- 車種、グレード:トヨタヤリスクロス Zグレード 2WDガソリンモデル
- オプション:なし
- 契約期間:7年間、ボーナス払いなし
- メンテナンス、車検:車検2回を含めたフルメンテナンスパック
- 走行距離制限:1,500km(オリックスカーリースは2,000kmのみ)
- 自動車保険:21歳以上6等級開始、車両保険含む、保険会社は東京海上日動
総支払額でKINTOとカーリースを比較すると、KINTOを利用するほうがおトクということがわかります。
今回は、等級が低い20代前半の方が利用する前提で料金を算出しています。単純に月額利用料だけで言えば差額は大きくないですが、自動車保険も含めると差額は一気に開きます。
若い人の自動車保険料がいかに大きな負担となっているかがわかりますね。比較表からもKINTOは特に若い人に向いているサービスだと言えます。
トヨタKINTO(キント)とカーリースをサービスで比較
KINTOとカーリースの違いをサービスで比較してみます。
サービスでの主な違いは次の6項目となります。
1.取扱車種
2.自動車保険(任意保険)
3.メンテナンス
4.中途解約の可否
5.支払い方法
6.契約満了時の選択肢
1.取扱車種の違い
KINTO(キント)で取り扱う車種はトヨタ・レクサス・SUBARUの新車です。モデリスタ仕様のカスタムカーも選べます。
これに対し、カーリースは国産メーカーの全車種・全グレードを扱うところが多いです。
今回、比較対象となった「SOMPOで乗ーる」「オリックスカーリース」「コスモMyカーリース」はいずれも国産メーカー全車種を取り扱っています。
2.自動車保険(任意保険)の違い
KINTO(キント)の月額利用料には自動車保険(任意保険)が含まれています。KINTOが保険契約者となるため、年齢・等級が影響せず保険料は誰でも同一。
誰が乗っても保険の補償対象になり、事故や車のトラブルで保険を使っても自動車保険料が上がることはありません。また、KINTOの自動車保険は、納車と同時に保険の適用開始となるので面倒な加入手続きも不要です。
これに対し、カーリースでは月額利用料に自動車保険は含まれていません。自動車保険を付帯するにはリース契約とは別にご自身で保険の加入手続きが必要です。
保険会社を選んだり加入手続きする手間がかかりますが、補償内容を自由に選べて保険料を節約することもできます。また、等級の引き継ぎもできるので、等級がある程度育っているならカーリースを利用するのもいいかもしれませんね。
KINTOの任意保険は最強!特徴やメリット、得する人・損する人を解説
3.メンテナンス対応の違い
KINTO(キント)の月額利用料にはメンテナンス費用も含まれています。点検・整備・車検・故障にかかる費用がコミコミなので、その都度支払う必要はありません。
メンテナンスはトヨタ・レクサスの正規販売店(ディーラー)にて受けられます。メーカーの車に対する知識が豊富だから質の高い整備を受けることができるうえに、純正パーツを使用するので安心感があります。
料金が安いのはもちろんですが、安心してクルマを運転できることも大切ですよね。
また、KINTOでは故障修理も含まれているので、メーカー保証が切れた後の故障修理も対応してもらえます。
カーリースの場合、月額利用料にメンテナンス費用は含まれません。
リース会社によっては、メンテナンスパックを付けることで月額利用料に含めることも可能です。メンテナンスを受ける場所は基本的に契約者自身で決めなければなりません。
メンテナンスパック加入の場合は、リース会社が提携する整備工場で対応となります。整備工場によって整備士の技術力にバラツキがあるので、対応の良い整備工場を自分で見つけなければなりません。
メンテナンスパックには故障修理は含まれないものも多いため、故障した際はまとまったお金が必要になる可能性があります。
KINTOならメンテナンスや車検、故障修理による突発的な出費や大きな出費はありません。
4.中途解約可否の違い
KINTO(キント)では、中途解約が可能です。解約金0円で解約可能なプランも用意しています。
「のりかえGO」というサービスで、期間中でも別の新しいクルマに乗り換えることも可能です。
カーリースは、原則中途解約不可となります。やむを得ず解約する場合は、高額な解約金・違約金が発生します。しかも一括払いです。
KINTOの中途解約はタイミング次第で「数十万円」も損する!失敗しない解約方法
5.支払い方法の違い
KINTO(キント)は月額利用料の支払い方法がクレジットカード払いか口座振替を選べます。
クレジットカードで月額利用料を支払えば、カード会社のポイントが自動的に貯まるのでおトクです。
一方、カーリースの場合は口座振替のみとしているところがほとんど。KINTOのようにクレジットカード払いに対応しているリース会社は少ないです。
6.契約満了時の選択肢の違い
KINTO(キント)は契約満了時の選択肢が「車を返却」「車を乗り換え」「再リース(延長)※」から選ぶことができます。車を買い取って自分のものにすることはできません。
カーリースの契約満了時の選択肢は「車を返却」「車を乗り換え」「延長(再リース)」「車を買い取り」から選ぶことができます。
リース会社やプランによっては「車をもらう」ことも可能です。期間中に車両代全額を支払うことで、車を自分のものにすることができます。
※3年/5年契約の場合、最長7年まで延長可。解約金フリープランは再契約することで7年(レクサス車は5年)まで延長可。
トヨタKINTOは契約終了後どうなるの?買取は?精算金の支払いは?
トヨタKINTO(キント)と他社カーリースの共通点
KINTO(キント)と他社カーリースには共通する部分もあります。
- 頭金・初期費用なし
- 税金・自賠責保険が含まれている
- ナンバープレートは「一般ナンバー」が適用される
- 車の使用制限・禁止行為がある
共通点1.頭金・初期費用なし
KINTO(キント)と他社カーリースは、頭金・初期費用なしで新車に乗り始めることができます。
車を購入するとなると、まとまったお金の支払が大きな負担となりますが、KINTOもカーリースも大きな費用負担なしで車に乗れるのは嬉しいですよね。
共通点2.税金・自賠責保険が含まれている
KINTO(キント)も他社カーリースも月額利用料には税金や自賠責保険が含まれています。
自分で支払う必要がないので、大きな出費を避けられるのがメリット。
うっかり支払い忘れを防げるのもポイントです。
共通点3.ナンバープレートは「一般ナンバー」が適用される
KINTO(キント)も他社カーリースも、ナンバープレートは「一般ナンバー」が適用されます。
レンタカーやカーシェアのようにわナンバーになることはありません。
ちなみに、KINTOも他社カーリースも希望ナンバーを選ぶこともできます。
共通点4.車の使用制限・禁止行為がある
KINTO(キント)と他社カーリースともに、車の使用制限・禁止行為などの成約があります。
具体的には次の3つが挙げられます。
- 走行距離の制限(1,500km/月程度)
- 車のカスタム禁止
- 喫煙、ペットの乗車禁止
KINTOや他社のカーリースは、契約満了時のクルマの価値(残価)を設定しているため、月々の支払いを安く抑えています。返却されたクルマの価値がマイナスにならないように、KINTOや他社カーリースではクルマの使用制限をつけています。
他社カーリースの場合、契約満了後に自分のものになるサービスも中にはあります。ただし、契約期間が長い(8〜11年程度)、月額利用料が高いなどデメリットもあるので注意が必要です。
結論!KINTOと他社カーリースがおすすめな人
KINTO(キント)と他社カーリースがおすすめな人をご紹介します。
KINTO:トヨタ車をおトクに乗りたい人、若い人、定期的に新車に乗り換えたい人
他社カーリース:トヨタ車以外の車に乗りたい人、車を自分のものにしたい人
KINTO:トヨタ車をお得に乗りたい人、若い人、定期的に新車に乗り換えたい人
KINTO(キント)はトヨタ車をお得に乗りたい人、若い人、定期的に新車に乗り換えたい人におすすめです。
ここでは、KINTOがおすすめな人の特徴を3つに分けて詳しくご紹介します。
トヨタ車におトクな料金で乗りたい
KINTO(キント)がおすすめな理由として、トヨタ車におトクな料金で乗りたい人が挙げられます。
「KINTOと他社カーリースを料金で比較」で解説したとおり、トヨタ車はカーリースよりもKINTOを利用するほうが料金面でのメリットが大きいです。
しかも、車関連の費用がすべてコミコミで月々定額なので支出管理もカンタンです。
急な出費や大きな出費が一切ないので、自動車税や車検代で頭を悩ませる心配がありません。
若い人は保険料が高額!だからこそKINTO
若い人こそKINTO(キント)がおすすめ。その理由は、誰でも同じ金額で同じ補償が受けられる自動車保険(任意保険)がついているからです。
若い人(18歳〜25歳程度)は自動車保険の等級が低いこともあり、保険料が高いです。自動車保険の等級は6等級から始まり20等級がMAXです。等級が高くなるほど割引率が高くなり、その結果、保険料が安くなります。
しかし、1年間無事故で保険を使わない場合でも、20等級になるまで早くても14年もかかるのです。
KINTOの自動車保険は団体契約だから、ゴールド免許でも若い人でも同じ金額で提供できます。事故で自動車保険を使って車を修理したとしても金額は変わりません。
私もKINTO契約車両で事故りましたが、月額料金は変わってません。
若い人の自動車保険料が高いのは、事故を起こす確率が高いからです。
KINTOならもしも車をぶつけてしまっても保険で気軽に修理できますし、保険料が高くなることもありませんので安心です。
のりかえGOで期間中でも新車に乗り換えOK
KINTO(キント)なら期間中に別の車に乗り換えることも可能です。
理由は、割安な手数料を払うことで新たな別の車に乗り換えられる「のりかえGO」というサービスがあるからです。KINTOで契約した車に新しいモデルが出たという場合でも気軽に乗り換えられます。
また、中途解約も可能なのがKINTOの特徴のひとつ。
車が不要になったときは中途解約して返却するだけ。解約金は不要です※。ライフステージの変化に合わせた車の使い方ができるのもKINTOの特徴です。
※解約金なしで中途解約できるのは「解約金フリープラン」となります。
KINTO(キント)利用上の注意点
KINTO(キント)を利用するうえで注意すべき点が3つありますので、申し込みする前に抑えておきましょう。
・喫煙、改造、競技走行は禁止
・クルマ返却時に車両状態を自己申告する
・買い取りは不可
KINTOは任意保険も契約にセットされています。そのため、加入中の任意保険の等級を引き継ぐことはできません。もし、加入している任意保険がある場合は中断手続きして等級保持をしましょう。
返却されたクルマは、中古車のリースや販売をするため、喫煙や改造などクルマの価値を下げることは禁止されています。
契約満了時に車を返しますが、その際、契約者自身で内装・外装を確認します。傷や汚れ、走行距離の超過などを自己申告し、車の状態次第では追加費用が発生するので注意してください。
大きな傷や凹みができた場合は、KINTOの自動車保険を使い返却前に修理しておくと返却時に修理費用が発生せず安心です。
KINTOの契約期間はどんなに長くても7年で終了します。契約満了後は、改めてKINTOに申し込んで契約も可能ですが、契約していたクルマを買い取って自分のものにすることはできません。
※契約前ならキャンセル可能。契約後は正規ディーラーが対応するから安心。対応ディーラーは自分で選べます
他社カーリース:トヨタ車以外の車に乗りたい人、車を自分のものにしたい人
他社のカーリースは、トヨタ車以外の車に乗りたい人、車を自分のものにしたい人におすすめです。
ここでは他社のカーリースがおすすめな人の特徴を2つに分けてご紹介します。
トヨタ車以外のクルマも豊富
他社カーリースは、国産メーカー・全車種取り扱いしているところが多いです。
トヨタ車以外の車種も豊富ですから、他メーカーの車を月々定額で乗りたいのであれば他社カーリースにするのが良いでしょう。中には外車・輸入車の新車を選べるところもあります。
たとえば、SOMPOで乗ーるでは国産メーカー全車種の他に輸入車も取り扱いがあり選択肢が豊富です。
最後は「買い取る」「もらう」で自分のものにできる
他社カーリースは、契約満了時に残価を全額支払ってクルマを買い取ったり、期間中に車両代を分割で全額払ってクルマをもらうこともできます。
クルマを完全に自分の所有物にすれば、傷や汚れに必要以上に敏感になるのを避けられます。
クルマに愛着が湧いて長く乗り続けたいという人にも他社のカーリースは適しています。
他社カーリース利用上の注意点
他社のカーリースを利用するうえで特に気をつけたいのが次の2つです。
・中途解約できない
自動車保険は加入が"任意"となっていますが、できれば加入することをおすすめします。他社カーリースは自賠責保険が含まれてますが、自賠責保険だけでは補償が不十分だからです。
保険会社や補償内容を自分で選んで決めなければいけませんので手間がかかることは覚えておきましょう。
他社カーリースは、特別な事情がない限り中途解約不可です。解約できたとしても高額な解約金・違約金がかかります。
契約期間を長くすれば月額利用料は安くなりますが、中途解約のリスクが高まることも踏まえて無理のない期間で契約するようにしましょう。
KINTO(キント)と他社カーリースを利用している人の評判
KINTO(キント)と他社のカーリースそれぞれの利用者の評判をまとめました。
KINTO(キント)を利用している人の評判
KINTO利用者の評判1|自動車保険が優秀だと思います
KINTO(キント)の月額利用料に含まれる自動車保険(任意保険)は、誰でも同じ保険料で同じ補償が受けられます。
年齢・等級に影響されないので、保険を使っても保険料が高くなることはなくずっと同じ月額利用料のまま。
事故で車を修理する場合も、自己負担額は最大5万円。5万円を超える部分は保険でカバーされるので「費用が高額だから修理は諦める」なんてこともありません。
KINTO利用者の評判2|納期が短い、納車が早い
KINTO(キント)公式サイトでは、各車種の納期目安が掲載されているので計画を立てやすいです。
しかも、多くの車種が納期目処1.5〜2ヶ月とかなり早く納車されます。
今、新車を購入するとなると納期は半年待ちも珍しくないです。人気車となると1年待ちもザラにあります。
KINTOは納期面が優遇されているので、購入するよりも早くトヨタ・レクサスの新車が手に入ります。
私も当時1年待ちと言われていたヴォクシーをKINTOで契約したら1ヶ月で納車されましたよ。
KINTO利用者の評判3|生活環境に合わせて乗り換えられる
KINTO(キント)は「のりかえGO」というサービスを利用すれば契約期間中でも割安な手数料で別のトヨタ車に乗り換えることができます。
結婚、出産、引っ越し、転勤などライフスタイルの変化に合わせた車選びができるのは便利ですよね。
KINTO利用者の評判4|クルマを返したくない
KINTO(キント)は、契約満了を迎えるとクルマは返却しなければなりません。
3年/5年契約は最長7年まで延長も可能ですが、いずれにしても最後は返すことになります。
買い取りはできませんので、この点も踏まえてKINTOを利用するかどうか検討すると良いでしょう。
※契約前ならキャンセル可能。契約後は正規ディーラーが対応するから安心。対応ディーラーは自分で選べます
他社カーリースを利用している人の評判
他社カーリース利用者の評判1|月額料金が安いから家計への負担が抑えられる
他社カーリースは契約期間を長くできるのが特徴の1つ。リース会社にもよりますが、最長11年契約も可能です。
月額料金は「総支払い額÷契約月数」で決まるので、契約期間がながければ長いほど月々の支払い額は安くなります。
また、他社カーリースは基本的にメンテナンス費用や車検費用は月額料金に含まれていません。メンテナンスパックを付けることでこれらの費用もコミコミにできます。
クルマの日常的なメンテナンスは自分でできる人や、メンテナンス費用は安く抑えたい人は他社カーリースを選ぶのも一つの手でしょう。
他社カーリース利用者の評判2|最後にクルマがもらえるのが嬉しい
他社カーリースは、契約満了時に車をもらうこともできます。
買い取りのように契約満了時に残価を全額支払うのではなく、期間中に車両代を全額支払うので最後にまとまった費用の支払いなくクルマを自分のものにできます。
1台の車に長く乗り続けたい人は他社カーリースがあっているのかもしれません。
ただし、車がもらえるプランは契約期間が長期に渡るうえに月々の支払い額が高くなるので、その点は注意が必要です。
他社カーリース利用者の評判3|中途解約できないのが不便
他社カーリースは期間中の解約はできません。やむを得ない事情※でない限り、契約満了まで契約した車に乗り続けなければなりません。
仮に中途解約できたとしても、解約金・違約金の支払いが必要で高額です。基本的には「残りの契約期間の月額料金相当」を一括払いとなります。
たとえば、月額5万円で7年契約のカーリースを丸5年経過した時点で解約すると、残りの2年分の料金120万円程度の解約金・違約金がかかります。
※やむを得ない事情・・・事故、盗難などでリース車両が使用不能となった場合。契約者が死亡したり、長期入院やケガといった理由で運転できなくなったりした場合など。
よくある質問
Q:KINTOと他社カーリースの違いは?
A:一番の違いは「自動車保険(任意保険)が含まれているかどうか」です。KINTOには自動車保険が含まれているので加入手続きは不要、年齢等級に関係なく同一の料金・補償、保険使用でも料金変動なしとなります。
Q:KINTOとカーリースどっちがいいですか?
A:双方のメリット・デメリットを理解したうえで、ご自身に合う方を選ぶことが大切です。「結論!KINTOとカーリースがおすすめな人」で解説してますのでご参照ください。
Q:他社カーリースにはないKINTOのデメリットは?
A:「自動車保険の等級が引き継げない、等級が育たない」「クルマの買い取りやもらうことができない」の2点が、他社カーリースにはないKINTOのデメリットです。
Q:KINTOでは軽自動車は選べますか?
A:現時点(2024年10月4日)では、KINTOで軽自動車の取り扱いはありません。
Q:KINTOは買い取りできますか?
A:KINTOは契約満了でクルマを必ず返却しなければなりません。買取不可です。再契約も可能ですが、同じ車で契約できるのは最長でも7年間となります。
まとめ
今回は、トヨタのカーリース「KINTO(キント)」と「他社のカーリース」の違いを比較しながら解説しました。
両者は料金面、サービス面で大きく異なるのでご自身が希望する車の乗り方に合う方を選ぶことが大切です。
KINTOは最後に車を返却しますが、トヨタ車に同じ期間乗るなら他社のカーリースよりも断然おトクだということがわかりましたね。
一方、他社カーリースはKINTOよりも料金は高くなりますが車を買い取ったり、もらうことで自分のものにすることもできます。トヨタ車以外の車を長く乗り続けたい人には他社のカーリースがピッタリでしょう。
KINTOのデメリットについて詳しく知ってから申し込みを考えたい人はこちらの記事もご参照ください。
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トヨタKINTOのデメリット6つ!実際にキントを利用しているボクが向いている人や後悔しない選び方を解説
画像出典:「KINTO」