『KINTOの審査って甘い?厳しい?』
『どういう人がKINTOの審査に通らないの?』
『ブラックリスト入りしてるとKINTOの審査通過はムリ?』
トヨタのカーリースKINTO(キント)の審査に通るためには、働いて安定収入があることが大前提です。これに加えて、ブラックリスト入り(長期滞納や債務整理など)していないことが大切です。
実際にKINTOの審査を通過している人に共通しているのは、安定収入があり(高収入である必要なし)、クレカやローンの滞納歴がないことです。
KINTOはサービス開始から5年で利用者は10万人を突破していることからも、審査通過はさほど難しいものではありません。
現時点で毎月収入を得ていて、ブラックリスト入りしていなければKINTOの審査に通る可能性は十分あると言えるでしょう。
実際にKINTOを利用しているボクが解説します。
- トヨタKINTO(キント)の審査落ちを避けるたった1つのチェックポイント
- なぜブラックリスト入りするとKINTO(キント)の審査に通らないのか?
- ブラックリストは「返済完了日から5年」で消える
- 自分がブラックリスト入りしていないか確認する方法
- KINTO(キント)の審査に通った人・落ちた人の口コミ
- KINTOの審査は簡易的?半日で審査結果が出ました
- カーリース(車のサブスク)の審査は厳しくない理由
- 「働いて収入あり」「延滞・滞納なし」ならKINTOの審査通過は難しくない
- KINTO(キント)の審査申し込みはWEBでカンタン!気軽に試せる
- トヨタKINTO(キント)の申し込み条件
- KINTO(キント)審査の流れ
- KINTO(キント)の審査に関するよくある質問
トヨタKINTO(キント)の審査落ちを避けるたった1つのチェックポイント
KINTO(キント)の審査で特に重視されるのが「信用情報」です。
信用情報に問題がなく、安定した収入※があればKINTOの審査に通過する可能性は十分にあります。
逆に言えば、安定収入があっても信用情報に問題があると審査に落ちる可能性が高いです。それぐらい審査において信用情報は重要となります。
定期的に収入を得ていることや勤務先があることなどを指します。複数回の単発アルバイトよりも、継続して同じ勤務先に勤務している方が安定収入を得ていると判断されやすいです。高収入=安定収入というわけではありません。パートやアルバイトでも継続して収入を得ていれば安定した収入と見られやすいです。
信用情報とは?
信用情報とは、クレジットカードやローンなどの取引履歴のことで、客観的な取引事実を登録した個人情報です。
信用情報を見れば、
- あなたがいつ・どんなローンを組んだのか
- どんなクレジットカードに申し込んでいるか
- きちんと支払いできているか
- 支払いが遅れたことがあるか
- 借金はいくら残っているのか
などがわかります。
KINTOの審査はCICの信用情報がチェックされる
個人の信用情報は「信用情報機関」に登録・管理されています。
信用情報機関は「CIC(シー・アイ・シー)」「JICC(日本信用情報機構)」「JBA(全国銀行個人信用情報センター)」の3つあります。
KINTOの審査を行うのは「トヨタファイナンス株式会社」です。
トヨタファイナンスはCICに加盟しており、審査ではCICに登録されている信用情報をチェックします。
KINTOの審査は「トヨタファイナンス株式会社」が行います。自社のサービスを自社のグループ会社が審査を行う、いわゆる自社審査となります。
ブラックリスト入りしているとKINTOの審査通過は難しい
信用情報に問題があるとKINTO(キント)の審査に通るのは難しいとお伝えしました。
では、具体的に問題があるとはどのような状態なのか?
それは、ブラックリスト入りしている状態を指します。ブラックリスト入りしているとKINTOの審査通過は難しいです。
実際にブラックリストという特別なリストが存在するわけではありません。自身の信用情報にマイナス情報が登録されている状態を「ブラックリスト入りする」「ブラックリストに載る」と表現します。
ブラックリスト入りする4つの原因
では、具体的にどのようなことをするとブラックリスト入りしてしまうのか?
ブラックリスト入りしてしまう原因は主に次の4つです。
1.遅延・延滞
2.代位弁済
3.債務整理
4.強制解約
1.遅延・延滞
ブラックリスト入りする原因として最も可能性が高いのは、クレジットカードやローンの支払いの遅延・延滞です。
一般的には支払日から61日以上または3ヶ月以上遅延・延滞するとブラックリスト入りとなります。
2.代位弁済
保証会社等があなたに変わって貸主にお金の返済をすることを代位弁済といいます。
奨学金や家賃など、保証会社と契約を結んでいる場合は、引き落とし口座に入金するのを忘れてしまうことなどが原因で代位弁済となることがあります。
代位弁済はたった一度でも発生するとブラックリスト入りとなります。
3.債務整理
債務整理は、弁護士や司法処理に依頼して借金の減額や返済猶予などの手続きを行うことです。
代表的なものとして任意整理や自己破産がありますこれらの手続きを行った場合、ブラックリスト入りします。
債務整理は勝手に手続きが行われるものではなく、自発的に利用する手続きですから、過去に心当たりがなければ信用情報に登録されることはありません。
4.強制解約
強制解約は、クレジットカード会社側から契約を一方的に解除することです。長期にわたり延滞・滞納したり、不正利用、虚偽情報の申告などが原因で発生します。
過去に強制解約された経験がある人はブラックリスト入りしている可能性が高いです。
なぜブラックリスト入りするとKINTO(キント)の審査に通らないのか?
ブラックリスト入りしている状態だと、なぜKINTOの審査に通らないのでしょうか?
その理由は、審査する側は信用情報を参考に利用者に車を貸すか判断をしているからです。
ブラックリスト入りしている状態でKINTOの審査に申し込んでも、審査する側は
『本当に月額利用料を払ってくれる人なのか?』
『最初は月額利用料を払えても、途中から支払いが滞ってしまうのでは?』
と、疑いの目を向けられることになってしまいます。要するに信用できない人、お金にルーズな人と思われてしまうのです。
信用情報はお金をどのように返しているのかだけでなく、その人の信用記録ですから、信用の積み重ねの記録とも言えます。
ブラックリストは「返済完了日から5年」で消える
一度ブラックリスト入りすると永久に残り続けるわけではありません。
CICの公式HPによると、ブラックリスト入りの原因となる「長期延滞・代位弁済・自己破産」は支払い完了した日から5年間保有されます。
ブラックリスト入りとなった日からではなく、返済完了日から起算して5年であることに注意してください。
カード解約や完済をしないとブラックリスト入りし続ける仕組みです。
一方、5年経過すれば、過去にブラックリスト入りしたことがあったとしても履歴は残りませんので、消えるのを待ってからKINTOに申し込むのも1つの手です。
CICでは、任意整理してもその事実自体は登録されません。しかし、返済を数カ月間滞納したり、保証会社による代位弁済が行われればその事実が登録されるので、結果的にブラックリスト入りとなります。
自分がブラックリスト入りしていないか確認する方法
ブラックリスト入りしていなければKINTOの審査に通る可能性はあります。
ここでは、今の自分がブラックリスト入りしていないか確認する方法をご紹介します。
信用情報機関に開示請求の手続をすることで、自分の信用情報を確認できます。KINTOの審査を行う「トヨタファイナンス」はCICに加盟しているので、CICで自分の信用情報を確認しましょう。
CICではインターネットと郵送の2通りで開示請求できます。
・インターネットで開示
インターネット開示は全国どこからでも都合に合わせてスマホやパソコンで開示報告書を即時に確認できます。
サービス利用日時 | 毎日8:00〜21:45 |
用意するもの | 1.インターネットが使用できるスマートフォン またはパソコン 2.クレジットなどの契約に利用した 発信番号を通知できる電話 |
手数料 | 500円 「クレジットカード」「キャリア決済」対応 |
詳細 | インターネットで開示する |
・郵送で開示
サービス利用日時 | 申込みより10日程度で開示報告書が到着 |
用意するもの | 1.開示申込書 2.本人確認書類等必要書類 |
手数料 | 1,500円 「コンビニエンスストアで購入する開示利用券 (コンビニチケット)」 または 「ゆうちょ銀行で発行の定額小為替証書」 |
詳細 | 郵送で開示する |
「26.返済状況」に"異動"の記載があるとブラックリスト入りです
CICに信用情報の開示請求を行うと、以下のように開示報告書が届きます。
ブラックリスト入りしているかどうかは赤枠で囲った「26.返済状況」を確認してください。
もし、ここに「異動」と記載されている場合はブラックリスト入りしていることになります。あわせてブラックリスト入りとなった日も記載されます。空白であればブラックリスト入りしていません。
あわせて確認しておきたいのが青枠で囲った「入金状況」です。
各月の支払状況を表しており、それぞれの記号の意味は「$→入金あり/A→未入金/P→一部入金」となります。AやPだときちんと支払いや返済できていないことを意味するため、KINTOの審査に悪影響を及ぼします。
KINTO(キント)の審査に通った人・落ちた人の口コミ
トヨタKINTO(キント)の審査基準は公表されていないので、審査が厳しいのか甘いのかは明確にはわかりません。
そこで当サイトでは、実際にKINTOに申し込みをして審査通過した人と審査落ちした人にアンケート調査を行いました。
実際に審査を受けた方たちの口コミから、KINTOの審査傾向が多少なりとも見えてくるのではないでしょうか。
KINTOの審査に通った人の口コミ
KINTOの審査に落ちた人の口コミ
KINTOの審査に通らなかった人の共通点は以下の2つです。
・収入に見合わない月額利用料が高い車に申し込んでいる
・過去にクレカやローンの支払いを長期滞納したことがある
逆に、審査通過している人はいずれも滞納・延滞歴が一切ありませんでした。
収入がそれほど高くない人や正社員でなくても、きちんと遅れることなく支払いや返済できているとKINTOの審査に通る可能性が高いのかもしれません。
もちろん、その他の要素も関係しているのかもしれませんが、少なくともクレカやローンを長期滞納したことがあるとKINTOの審査突破は難しいと思ったほうが良いでしょう。
また、明らかに収入に見合わない車を選んで申し込んでいる場合も軒並み審査落ちとなってます。
今の自身の収入に見合う車、毎月無理なく月額利用料が払える車で申し込むことも審査通過のポイントと言えるでしょう。
KINTO(キント)の審査は甘い?厳しい?年収100万のパート主婦がヴォクシーを契約しました
KINTOの審査は簡易的?半日で審査結果が出ました
ボクも実際にKINTO(キント)でヴォクシーに乗っていますが、KINTOに審査申し込み完了してから半日で結果が出ました。
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通常、審査は結果が出るまでに時間がかかります。しかし、KINTOは審査がかなり早いです。
中には審査結果が6分で出たというツイートもありました。↓
このようにKINTOは審査結果が出るまでの時間が早いため、他社カーリースと比べて簡易的な審査なのかもしれません。
「KINTOってどうなの?」メリットやデメリットを実際にKINTOを契約したボクがレビュー
カーリース(車のサブスク)の審査は厳しくない理由
そもそも論として、カーリース(車のサブスク)の審査は厳しくありません。
その理由として次の3つが挙げられます。
1.車を貸すサービスで総量規制の対象外
2.リース車が担保になる
3.残価設定で支払い金額が抑えられるから
1.車を貸すサービスで総量規制の対象外
カーリースはお金ではなく車を貸すサービスです。
キャッシングやローンの場合、「年収3分の1を超える貸付は禁止」とする貸付の上限を規制する法律があります。しかし、これはお金を借りる場合の話であり、カーリースは車を借りるサービスのため、総量規制の対象外となります。
実際、年収の3分の1以上の借り入れがあってもKINTOの審査に通過している人はいます。
2.リース車が担保になる
カーリースでは、リース車が担保になります。万が一、契約者が月額利用料を支払えなくなったとしても担保となっているリース車を回収すればいいだけの話。
現金の貸付よりもリスクが低いため、カーリースの審査はハードルが低くなっています。
3.残価設定で支払い金額が抑えられるから
カーリースでは、車両価格から契約満了時のクルマの価値(残価)を差し引いた金額をもとに月額利用料が決まります。
カーローンでは車両価格全額が審査対象ですが、カーリースは残価を差し引くため審査対象となる金額が低いので審査に通りやすいのです。
「働いて収入あり」「延滞・滞納なし」ならKINTOの審査通過は難しくない
KINTO(キント)の審査に通るには「ブラックリスト」に載らないことが一番大切です。
そのためにも、クレジットカードやローンを利用されている場合は、遅滞なく返済することが大切です。
もしも、ブラックリスト入りしているなら審査落ちする可能性が高いことはわかるため、むやみに申し込みして審査落ちのマイナス情報が増えるのを防げます。
KINTOのような大きな買い物となるカーリースを申し込みするときは、あらかじめ開示請求してブラックリスト入りしていないことを確認すれば、計画的に申し込みすることができます。
大前提ですが働いて安定収入があることも忘れないでください。
高年収である必要はないですが、「収入が安定している」と思われるポイントの1つが勤続年数です。
勤続年数が長いほうが安定収入を得ていると評価されます。一つの目安として、勤続年数は最低1年以上あるのが望ましいです。
KINTO(キント)の審査申し込みはWEBでカンタン!気軽に試せる
結局のところ、KINTO(キント)の審査に通るか通らないかは申し込んでみないとわからないもの。
KINTOはWEB上でカンタンに審査申し込みできます。カーローンや残クレのようにわざわざ店頭に出向くような手間は一切かかりませんから、気軽に試せます。
KINTOの審査で重要なのは、契約期間にわたって遅滞なく支払えるだけの収入と信用度があるかどうかです。
CICの信用情報の開示請求もネットで手続き可能で、すぐに確認できます。
ブラックリスト入りしていないことを確認できたら、まずは気軽にKINTOの審査に申し込んでみましょう。
トヨタKINTO(キント)の申し込み条件
KINTO(キント)の申し込み条件は以下のとおりです。
・18歳以上の方
・契約満了時の年齢が90歳未満の方
・日本の運転免許証保持者
・日本国内に在住の方
学生や専業主婦の申し込みも可能。申込みに連帯保証人は不要となります。
KINTOの申込みはKINTO公式HPより行えます。店頭での申込みはできません。
契約まで来店不要で完結でき、納車時のみ来店が必要です。
KINTO(キント)審査の流れ
KINTO(キント)の審査までの流れは以下のとおりです。
KINTO公式サイトにて希望の車種/グレード/カラー/オプションなどを選択してください。
車の受け取りや、メンテナンスを受ける販売店を選択してください。
申込者の住所、勤務先などの情報を入力してください。「免許証情報」の入力があるので、お手元に運転免許証を用意してください。
審査完了メールを受信後、本文に記載されたURLをクリックして申し込みが完了となります。審査結果については3営業日以内を目安にメールで連絡が来ます。
6.審査申し込みが完了するとKINTOから次のようなメールが届きます。
審査通過すると次のようなメールが届きます。
審査承認のメールが届いたら、記載されているURLから契約手続きすれば契約締結となります。
契約締結後のキャンセルは一切できませんので注意してください。
トヨタKINTO(キント)の利用手順を解説!審査申し込みの流れや注意点を確認しよう
KINTO(キント)の審査に関するよくある質問
Q:KINTOの審査会社は?
A:KINTOの審査会社(=保証会社)はトヨタファイナンス株式会社です。CICに加盟しているので、審査ではCICの信用情報を照会します。
Q:KINTOの審査基準・審査項目は?
A:KINTOの審査基準や詳しい審査項目は公表されていません。ただ、一般的なカーリースの審査と同じで、収入の安定性や信用度をもとに車を貸すかどうか判断していると言っていいでしょう。
Q:KINTOの審査は何日くらいかかりますか?
A:3営業日を目安に審査結果がメールで届きます。
Q:KINTOの年収審査は厳しいですか?
A:KINTOは、キャッシングやカードーローンのような「年収3分の1以上の貸付はできない」総量規制の対象にはなりません。実際、年収100万円で月々5万円程度の車をKINTOで契約されている方もいらっしゃいます。とはいえ、毎月の支払いが収入に見合わないと生活を圧迫してしまうおそれがありますので、無理のない範囲で支払いできるように計画立てて申し込むようにしましょう。
Q:KINTOの審査は在籍確認はありますか?
A:KINTOの審査では在籍確認はありません。