『KINTOはクルマの入れ替えできるって本当?』
『契約したクルマがモデルチェンジしたから乗り換えたい!』
『のりかえGOならいつでもトヨタの新車に乗り換えられるの?』
トヨタKINTO(キント)は初期費用フリープランで契約すると「のりかえGO」というサービスを利用することができます。
のりかえGOを利用すれば契約期間中でも新たなトヨタの新車に乗り換えることができます。
通常、車の乗り換えは手間とお金がかかり面倒ですが、のりかえGOはWEBで申し込み、月額利用料1ヶ月分〜と割安な手数料で乗り換えられます。
当記事ではKINTOののりかえGOのメリットや利用手順、乗り換え手数料などについて詳しく解説していきます。
実際にKINTOを利用しているボクが解説します。
トヨタKINTO(キント)のりかえGOとは
KINTOの「のりかえGO」は、契約期間中に割安な手数料で別のトヨタの新車に乗り換えられるサービスです。
結婚や出産、引っ越しなど生活スタイルの変化をきっかけにして、車の乗り換えを検討する機会があります。
契約中でも生活スタイルの変化に応じて手軽に車を乗り換えられるのがKINTOののりかえGOです。
のりかえGOは、初期費用フリープランで契約した場合に利用することができます。
KINTOの初期費用フリープランを解説!特長やおすすめの人は?
KINTO(キント)のりかえGOのメリット4つ
KINTOのりかえGOには4つのメリットがあります。
- 短期間で新車に乗り換え続けられる
- 新車の乗り換え手数料が安い
- 下取り価格や残債を気にせず乗り換えられる
- ライフステージの変化に柔軟に対応できる
メリット1.短期間で新車に乗り換え続けられる
KINTOののりかえGOを利用すれば、短期間で新車に乗り換え続けることができます。
通常、新車の乗り換えや買い替えは手間もお金もかかります。今乗ってるクルマを下取り査定に出し、商談や値引き交渉、保険の手続き、売却金を購入代金に充てるなど何かと面倒です。
KINTOののりかえGOは、面倒なことが一切なく残りの契約期間に応じた乗り換え手数料を支払うだけで新車に乗り換えることができます。
メリット2.新車の乗り換え手数料が安い
のりかえGOは新車の乗り換え手数料が驚くほど安いです。
KINTO(キント)は、中途解約して改めて新規契約で乗り換えることも可能ですが、この方法では手数料負担が大きいです。
中途解約では月額利用料5〜10ヶ月分の解約金を支払わないといけません。
これに対し、のりかえGOではタイミング次第で月額利用料1ヶ月分の手数料で新車へ乗り換えできます。
KINTOの中途解約はタイミング次第で「数十万円」も損する!失敗しない解約方法
メリット3.下取り価格や残債を気にせず乗り換えられる
KINTO(キント)ののりかえGOなら、今乗ってるクルマの下取り価格や残債を一切気にせず乗り換えることができます。
現金一括やローン購入での乗り換えの一番の問題は下取り価格や残債です。
新車の購入代金に充てるため、今乗ってるクルマをできるだけ高く売りたいと気になりますよね。
KINTOならそれを一切気にする必要がないので気軽に新車に乗り換えられます。
メリット4.ライフステージの変化に柔軟に対応できる
KINTOのりかえGOなら、ライフステージの変化にあわせた柔軟な乗り換えができます。
たとえば、家族が増えてコンパクトカーでは手狭になったからミニバンに乗り換えるといったことが可能です。他にも、はじめは利用料が安いクルマに乗って、収入が増えたら上位モデルのクルマにすることもできます。
購入したばかりのクルマがフルモデルチェンジしたから乗り換えたい、といった場合でものりかえGOを利用すれば大きな出費なしで乗り換えられます。
トヨタKINTO(キント)のりかえGO利用タイミングと手数料
KINTO(キント)ののりかえGOを利用可能なタイミングと利用手数料は契約期間ごとに異なります。
初期費用フリープランの3年/5年/7年それぞれの利用可能なタイミングと手数料について解説します。
3年契約の場合
初期費用フリープラン3年契約の場合、18ヶ月目〜32ヶ月目の間にのりかえGOを利用して乗り換えが可能です。
乗り換え手数料は次のとおり。
18ヶ月目〜23ヶ月目:月額利用料2ヶ月分
24ヶ月目〜32ヶ月目:月額利用料1ヶ月分
5年契約の場合
初期費用フリープラン5年契約の場合、36ヶ月目〜56ヶ月目の間でのりかえGOを利用して乗り換えが可能です。
乗り換え手数料は次のとおり。
36ヶ月目〜41ヶ月目:月額利用料3ヶ月分
42ヶ月目〜47ヶ月目:月額利用料2ヶ月分
48ヶ月目〜56ヶ月目:月額利用料1ヶ月分
7年契約の場合
初期費用フリープラン7年契約の場合、36ヶ月目〜80ヶ月目の間で、のりかえGOを利用して乗り換えが可能です。
乗り換え手数料は次のとおり。
36ヶ月目〜41ヶ月目:月額利用料6ヶ月分
42ヶ月目〜65ヶ月目:月額利用料5ヶ月分
66ヶ月目〜71ヶ月目:月額利用料3ヶ月分
72ヶ月目〜77ヶ月目:月額利用料2ヶ月分
78ヶ月目〜80ヶ月目:月額利用料1ヶ月分
のりかえGOと解約金フリープラン、乗り換えるならどっちがおトク?
KINTOのりかえGOが利用できるのは初期費用フリープランで契約した場合のみとなります。
解約金フリープランではのりかえGOは利用できません。
しかし、解約金フリープランはいつでも中途解約金0円で解約が可能なため、乗り換えもおトクにできるのでは?と思われるかもしれません。
そこで、初期費用フリープランでのりかえGOを利用した場合と解約金フリープランで中途解約して乗り換える場合のトータルコストを比較してみたいと思います。
ヤリス(X ガソリン車)を3年契約にした場合の各プランの申込金と月額利用料は次のとおり。
初期費用フリープラン:申込金0円、月額35,090円
解約金フリープラン :申込金193,380円、月額34,650円
18ヶ月目に乗り換えた場合と、24ヶ月目に乗り換えた場合のトータルコストは次のようになりました。
・18ヶ月目で乗り換えた場合
申込金+月額利用料18ヶ月分 | 乗り換え手数料 | 支払総額 | |
---|---|---|---|
初期費用フリープラン | 631,620円 | 70,180円 (月額利用料2ヶ月分) |
701,800円 |
解約金フリープラン | 817,080円 | 0円 | 817,080円 |
・24ヶ月目に乗り換えた場合
申込金+月額利用料24ヶ月分 | 乗り換え手数料 | 支払総額 | |
---|---|---|---|
初期費用フリープラン | 842,160円 | 35,090円 (月額利用料1ヶ月分) |
877,250円 |
解約金フリープラン | 1,024,980円 | 0円 | 1,024,980円 |
比較の結果、KINTO契約期間中に乗り換えるなら初期費用フリープランでのりかえGOを利用するほうが圧倒的におトクだということがわかりました。
初期費用フリープランは、申込金0円だから始めやすいですし、仮に途中で乗り換えることなく契約満了まで利用したとしても解約金フリープランよりも支払総額は抑えられます。
KINTOの契約プランで迷われる人も多いですが、途中で手放す可能性が低いのであれば初期費用フリープランで契約するのがおすすめです。
もしも期間中に乗り換えたくなった場合でも、のりかえGOを使って割安な手数料で新車に乗り換えできますよ。
トヨタKINTO(キント)のりかえGOの注意点
KINTO(キント)のりかえGOを利用するうえでの注意点は次の4つです。
1.解約金フリープランはのりかえGOの利用不可
KINTO(キント)の契約プランは「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」の2種類あります。
のりかえGOが利用できるのは初期費用フリープランのみ。解約金フリープランで契約した場合はのりかえGOは利用できません。
また、解約金フリープランは、契約時に申込金として月額利用料5ヶ月分相当を支払う必要があるので注意してください。
すでに解説したとおり、解約金フリープランで途中解約して乗り換えるよりも、のりかえGOを利用して乗り換えるほうが断然お得です。
期間中に乗り換えも考えているのであれば初期費用フリープランで契約するのが良いでしょう。
2.乗り換えできる車種が決まっている
のりかえGOは乗り換えできる車種が決まっています。
乗り換えできる車種はトヨタ車(GR含む)のみとなります。bZ4X、レクサス車,スバル車はのりかえGO の対象外となりますので注意してください。
レクサス車またはbZ4XからのりかえGOを利用してトヨタ車に乗り換えることもできません。
3.乗り換え前の車両の追加精算金について
のりかえGOは割安な手数料で乗り換えでき、タイミング次第では月額利用料1ヶ月分の支払いで済みます。
ただし、乗り換え前の車両を返却した際、車両の状態次第では追加精算金が発生する場合があります。
たとえば、外装に大きなキズやヘコミがあったり、内装がひどく汚れているなど修理・クリーニング費用がかかる場合は契約者負担となります。
これらに該当する場合はあらかじめ自動車保険で修理等を済ませてから返却するようにしましょう。
4.乗り換え後の契約も初期費用フリープランになる
のりかえGOで乗り換えた後の契約プランも初期費用フリープランとなり、3年/5年/7年の契約を開始できます。
解約金フリープランは選択できません。
また、担当販売店も同一販売店となり変更はできません。担当販売店を変更する場合は、あらかじめMy KINTOから手続きを済ませておきましょう。
トヨタKINTO(キント)のりかえGOの利用手順
KINTO(キント)のりかえGOを利用した乗り換え手順は次のとおりです。
ページ内にある「のりかえGOのお申込する」を選択。
新規契約時と同様にオプション等を選択していきます。
申込内容に間違いがないか確認しましょう
乗り換えの際も新規契約時と同様に審査があります。審査の結果、乗り換えの契約ができない場合でも、使用中のクルマは契約満了まで使用可能です。
審査通過後、申込内容を確認しましょう。
乗り換え手数料の支払いはクレジットカードのみとなります。
規約内容を確認し、問題なければ同意します。
乗り換え手数料は契約時に即時決済となります。
KINTO(キント)のりかえGOで乗り換える場合、現在契約しているクルマと乗り換えするクルマは同時入れ替えとなります。
のりかえGOによる乗り換え希望日は、乗り換え申し込み日の最短2ヶ月後から設定可能です。
納期は車種により異なるので、確認のうえ計画的に申し込みしてください。
注意点として、乗り換えの際は必ずMy KINTOから申し込みしてください。
My KINTO以外から申し込んだ場合、乗り換えではなく中途解約と新規契約の手続きとなり、のりかえGO利用時よりも多くの手数料が発生してしまいます。
KINTO(キント)のりかえGOのよくある質問
Q:乗り換えるのは同じ車種じゃなくてもいいの?
A:KINTOののりかえGOは、同じ車種じゃなくても乗り換え可能です。たとえば、コンパクトカーのヤリスからミニバンのヴォクシーに乗り換えるといったことが可能です。
Q:のりかえGOに審査はありますか?
A:のりかえGO利用時も審査はあります。審査見送りとなった場合は、契約満了まで現在の車を利用する形となります。
Q:のりかえGOは解約金フリープランで利用できますか?
A:解約金フリープランではのりかえGOは利用できません。
Q:のりかえGOの乗り換えはいつ決めればいいですか?
A:乗り換え希望日は乗り換え申し込み日の最短2ヶ月後から設定できるので、乗り換えるクルマの納期に合わせて申し込みすると良いでしょう。各車種の納期目処はKINTO公式HPにて確認できます。
※契約前ならキャンセル可能。契約後は正規ディーラーが対応するから安心。対応ディーラーは自分で選べます
KINTOのデメリットについて詳しく知ってから申し込みを考えたい人はこちらの記事もご参照ください。
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画像出典:「KINTO」